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魔法のメーリングリスト

2011.12.13 ブログ

◆ヴォーチェ開設1年目エピソード⑦

2002年、申し込みをしていた、

産業情報センターのセミナーに参加しました。

センターが県内の中小零細企業の発展のために、

ネットを活用した経営戦略として、

グループウェアの導入を推進する説明会でした。

私はこんなところに来ていいのかと戸惑いながら、

100名弱の方々の一番後ろに座って説明を聞きました。

開発者が顧客管理のメーリングリストの説明になってから、

私はどんどん、ワクワクしてきました。

このシステムは、これからのヴォーチェに絶対必要だ!

と感じたからです。

その反面、

こんなに良いシステムはお金がかかって無理だろうな~。

という諦めもありました。

そうしていると、開発者の説明が終わり、

センターの担当者の方から、

このグループウェアの利用料の案内がありました。

予想もしていない安価でした。

すぐさま、センターの担当者に

「申し込みしたいのですが、どうしたらいいですか?」と言いました。

「この申し込み用紙に、会社名と連絡先を記入して提出してください。」

とのことでした。

そして、このシステムの導入企業第1号として、受付していただきました。

数日後、センター担当者と説明会でお話しされていた開発者の方が、

ヴォーチェの事務所に打ち合わせに来られました。

打ち合わせの内容は、

ヴォーチェの事業内容やシステム、

そして会計状況のヒヤリングでした。

会計は、本当に恥ずかしかったです。

でも、恥をしのんで帳簿を見て頂き、全部お話ししました。

はっきり言われたのを覚えています。

「この状況はビジネスではありませんね。」

「儲けについて、北川さんはわかっていますか?」

「北川さんのヴォーチェに込めた気持ちはわかりました。

これからの経営に、このグループウェアを

どう活用したらいいかを考えて、また提案します。」

そう言われて、帰られました。

その数日後、

開発者からメールで、

A4サイズでびっしり3ページ分の提案書が届きました。

感動しました!!素晴らしい提案書でした。

これは魔法のシステムだと思いました。

そして、ヴォーチェのデータベースが導入されました。

ヴォーチェが10周年を迎えることができた大きな要因は、

このグループウェアのメーリングリストを

2002年に導入できたことだと思います。

地方の小さな結婚相談所でありながら、

全国に営業所を設置している大手結婚情報センターに負けない、

システムを導入することで、

昔から親しまれている仲人業の良い所を残しつつ、

インターネットを利用したサービスを提供できたからです。

それだけではありません、

この申し込んだシステムは、

ネットのソフト面だけでなく、

ビジネスの専門的なことを相談できる

素晴らしい方々をヴォーチェに送り込んでくださいました。

つづく。

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