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親の気持ちと、子の解釈。

2013.2.9 ブログ

私が14才ごろだったと思います。

父は、「20才まではお前の責任は取るけん、言うことを聞け、

20才になったら、お父さんは責任取らん、自分の考えでせい。」と

よく言っていました。

父は私のことを、

言うことを良くきく、良い娘だと思っていたと思います。

私は父の封建的なところがすごく嫌で、

「20才になったら、自由だ」と、心待ちにしていました。

20才までお利口にしていたかというと、

親に内緒でいろいろしてはいました。

反抗心もあったと思います。

ただ、親に迷惑をかけたらいけないという気持ちはあったので、

すごく悪いことをして親が責任を取らないかんということはありませんでした。

でも、家庭環境とはすごい影響力があるのか、

親の考え方に疑問を持って育った私でしたが、

恋愛相手に求めていたのは、

父親と同じような関係性でした。

父が「右向け右」と言えば、右を向いていたので、

恋愛相手が、「右がいい」と言えば、右を向いていました。

それがおかしいと気付いたのは、

私ではなく、恋愛相手でした。

お互い好きでも、結婚はできないと言われた時はつらかったです。

自分のこれからの長い人生を考えた時、

ちゃんと自分の好みや考えが言えることは大事だなと思いました。

そして、結婚相手とは、

向いている方向が一緒の人がいいなと思いました。

今思えば、

父は私を従順な女性に育てようとしていたのではなく、

20才までは親として責任を果たすため、

一生懸命だったんだなと思えます。

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