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心という漢字

2013.10.1 ブログ

心は、

「こころ」と読みますが、

「うら」とも読むの知っていましたか?

辞書によると、

《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》

とありました。

すごく納得。。。

また、形容詞・動詞に付いて、

心の中で、心の底からの意を表し、

さらにその意が弱まって、

何ということなく、

何とはわからず、

おのずからそのように感じられるの意を表す、

そうです。

例えば、

◆「悲しい」が付いて、

「心(うら)悲(がな)しい」

意味1は、なんとなく悲しい。もの悲しい。

意味2は、心の中で、いとしく感じられる。

◆「細し」が付いて

「心(うら)細(ぐわ)し」

意味は、心に染みて趣が感じられるさま。えもいえず美しい。

◆「荒ぶ」が付いて

「心(うら)荒(さ)ぶ」

意味は、心がすさむ。心が楽しまない。

◆「問う」が付いて

「心(うら)問(ど)う」

意味は、相手の心の中をそれとなく探る。

◆「恋う」が付いて

「心(うら)恋(こ)う」

意味は、心の中で恋い慕う。

日本語は、美しいですね。

言葉は、心(うら…内心)を伝えるためにあるものですね。

20歳の男性が、提案してくださったサークルを

明日話し合って立ち上げていこうと思っていますが、

その男性に、「ルールとして、何かありますか?」と尋ねると、

「人の悪口をいわない」と答えました。

私はハッとしました。

世の中、悪口や批判が多いですね。

本来、言葉というものは、

心を伝えるものということを再認識しました。

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