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フロムの愛するということ

2015.3.1 ブログ

愛とは愛を生む力であり

愛せないということは

愛を生むことができないということである。

NHKテレビテキスト2014年2月号

100分de名著

「愛するということ フロム 」

法政大学教授 鈴木晶 著

P57より

愛はもらうものではなく

与えるものだと考える理由について

フロムが記したことばです。

P58より

現代人の多くは

どうしても

愛することより

愛されることを

望みがちです。

そうならないためには、

何を改める事からスタートすべきか、、、

「与える」ことができる人間になるためには、

まずは「自分が一番大切」という

ナルシシズムを

克服することが

必要になってくると、

フロムは言います。

「あなたの理想の相手は?」と聞かれた時、

多くの人は、

「自分の欲求(リラックスさせてくれてや引っ張ってくれてなど)を

叶えてくれる相手」をイメージしている。

つまりは、

「自分に都合のいい相手」を

無意識のうちに求めてしまっている。

これもひとつのナルシシズムの表れ。

このような考えだけで相手を選ぶと、

恋愛は長続きしません。

やがてはもっと別のものを

求めるようになり、

それが満たされないと

他の相手を探すようになってしまう。

自分が一番大切と考えてしまうと

お互いに

「与えてくれ!」と

ただ求め合うだけの関係になってしまい、

永続的な人間関係は成立しないのです。

続きは事務所でお話ししましょう。

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