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恋愛ドラマは恋愛の仕方を示してくれます

2020.5.24 ブログ

ネットドラマで「東京ラブストーリー」を視聴しています。
現代版です。久しぶりの[王道]ラブストーリーで、ヒリヒリします。

あの名台詞もあります!
現代版の、赤名リカのセリフも、ズバッといいですね。

私は、第4話が印象に残っています。
カンチがリカとの約束の夜、
さとみちゃん(カンチの幼なじみで好きだった女性)と会っていたのに、
取引先の飲み会の先約を忘れていたと嘘をついてドタキャンし、
後日それがわかったときのリカのセリフにグサッときました。

『嘘をつかれてたんだと気づく瞬間が、世界で一番嫌いっ』

この言葉で、カンチは、リカを傷つけてしまったことを、深く反省しますね。

リカみたいに、自分の気持ちをはっきり言葉で伝えられたらいいのですが、
普通、恋人に嘘をつかれた女子は、だんまりになり、不機嫌になり、
相手に気持ちを伝えることもできず、モヤモヤします。

その時男性は、傷つけていることに気が付かず、不機嫌な彼女にいらだったりします。

後々までわだかまりを残し、他のことで喧嘩になった時に、
思い出して、話がややこしくなったりします。

みんなリカのように、自分の気持ちをズパッと言えたらいいのにと思う反面、
言いたいことをズバズバ言い過ぎても、お互い疲れます。

そこで、伝え方というのが重要になってきます。
不機嫌な顔や、語気で相手にはなんとなく伝わっていますが、
「どうしてか」が、つたわらないので、そこの伝え方です。

哲学者のフロイトは、こういっています。
『恋愛の失敗を克服する適切な方法は、一つしかない。
失敗の原因を調べ、そこからすすんで恋愛の意味を学ぶことである。
その為の第一歩は、生きることが技術であるのと同じく、
恋愛は技術であると知ることである。」-The Art of Loving-より

伝え方にも技術の習得でうまくできるようになります。
その習得のための、失敗経験も必須だとしたら、
傷つくことを恐れることはないと思っています。

時代は変わっても、世代が違っても、
人をどうしようもなく好きになる気持ちや、
心の弱さや自分の気持ちに正直になることの難しさなどは変わりませんね。

私は久しぶりのラブストーリーを観て、
殺伐とした日常と焦りなどで、何かを失っていた心に、少し潤いが蘇り、
少し晴れ晴れとした気持ちになりました。

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